法定後見の候補者として依頼がありました。
申立には診断書が必要になります。
家族より医師の診断書を受領してほしいとお願いがあり、ある社会医療法人医事課へ連絡しました。

「○○さんの後見申立の診断書を記載していただけるか?」

「後見??」


えっ!医事課だよね?
「はい。日常生活に困難になってきておりますので、家族さんが法定後見の手続きをしたいと相談がありました。○○さんの主治医にお願いするのが筋かと思いまして確認のお電話をしました。」

「先生が後見人になるんですか?」

・・・。
「いえ。後見候補者は私です。先生には申立に必要な診断書を記載して頂きたいのです。後見の診断書の依頼は今までないのですか?」

「事務局を通してはありませんね。主治医に確認しますので、書類だけ郵送して下さい。」
_________3日後

「先生に確認とったのですが、書けないそうです。」

「えっ!?何故ですか?」

「物忘れがあるようですが、買い物もご自分でされているからと言ってました。ですから書類をお返しするので郵送します。」

納得がいかない。「受取に行きます!」
_______数日後

「再度、記載できない理由をお教え頂きたい。水掛け論にならないように録音します。」

「物忘れがあるようですが、買い物もご自分でされているからと後見の診断書が書けないそうです。認知症ではないかと・・・。」

(あのー、アリセプト・デパス出てますけど・・・。)
「後見制度理解されていますよね?」

「はい。診断書がなくても後見は関係ないそうです。」

は〜ん。
徘徊している方に対して、処方箋だけ記載して、月一回の診察は本人不要とおっしゃる。本人の経過ご存知??
はは〜ん。
介護認定の意見書に、徘徊にて周囲に迷惑をかけている。施設入所要。と記載してますけど??あれは嘘?
「では、主治医が後見必要ないと判断されたということですね。」

「そうですね。」

「後見申立は判断能力に段階があるのです。本人申立も可能なものもあります。今回は補助でも保佐でもなく後見です。
買い物できるから記載できない?それって後見するなということですか?
後見が必要あるかないかは、家裁の判断であって病院の判断ではないはずです。」

「主治医がそう言ってますので、それを伝えたまでです。」

「そうですか。現在のご本人の状況では、後見必要と、家族・ケアマネージャー・近隣住民全てがそう感じています。
主治医を変更しても良いのですね。」

「結構です。」
事務局に文句を言ってもしょうがないので、主治医を変えること、診断書が記載できない理由を明確にするために確認に行きました。
結局、別の先生に往診頂き血液検査、長谷川式(判定不能)を行いました。
地元の大きな病院なのに「後見制度??はて」その対応はないですよね。。